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ふくしまFMで2014年11月〜2019年1月の間、計145回にわたってお送りしたラジオ番組「おくりもの講座」のアーカイブをお聴きいただけます!冠婚葬祭、贈答に関する文化・マナーなどわかりやすくお伝えしています。

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「おせち」について

≪放送内容概要≫
●「おせち」の由来
→お正月に食べるお祝いの料理を「おせち料理」といいます。
 その起源は古く、弥生時代といわれています。
 当時の人々は、作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し、
 生活の節目としていました。
 自然の恵みや収穫に感謝して神様に供えたものを
 「節供(せっく)」といいます。
 また、供えたものを料理して、大漁や豊作を願い、
 自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」といいます。
 この「節供料理」がおせち料理の始まりです。
 時代の流れの中で、中国から節句の行事が伝わると、
 宮中では元旦や節句の宮中行事の際に、
 「節会(せちえ)」と言われる宴が催されるようになります。
 節会で神様に供えたり、振舞われた料理を
 「御節供(おせちく)」といい、
 その後、略されて「おせち」と言われるようになりました。
 江戸時代になり、庶民が宮中行事を生活に取り入れるようになると、
 おせち料理は全国的に広がっていきました。
 1年の節目で一番大切なお正月に食べる料理を
 おせち料理と呼ぶようになったのも、この頃です。
●おせち料理に込められた願い
→神様へのお供えとして、豊作を願い、感謝する気持ちを込めて、
 おせち料理に神からもたらされた海の幸や山の幸を
 ふんだんに使ったと言われています。
 そんなおせち料理に詰め合わされる一品一品には、
 家内安全や子孫繁栄など、大切な由来がたくさんあります。
 重箱におせち料理を詰めるのにも「良いことが重なりますように」
 との願いが込められているのだそう。
 おせち料理には、人々の思いがぎっしりと詰められているのですね。
 おせち料理のそれぞれの意味を少しご紹介します。
 
 ◆数の子
 数の子はニシンの卵です。
 ニシン(二親)は卵が多い(たくさんの子がでる)ので
 子宝や子孫繁栄を願う縁起物として食べられます。
 ◆黒豆
 黒色は道教で魔除けの色とされています。
 この一年まめ(まじめ)に働きまめ(健康)に暮らせるようにと
 邪気を払い、無病息災を願った食べ物です。
 ◆紅白かまぼこ
 かまぼこの形(半円状)が
 初日の出の形に似ていることから用いられます。
 赤色は魔除けを、白色は清浄・神聖を表します。
 また、紅白で縁起が良いとされています。
 ◆伊達巻
 伊達巻の「伊達」は、華やかさや派手さを表す言葉で
 華やかな卵焼きという意味で伊達巻という名前がついたとか。
 伊達巻の形が巻物に似ていることから
 文化の発展または、学問や習い事の成就を願う食べ物です。
 ◆栗きんとん
 きんとんは漢字で金団と書きます。
 その字の通り金の団子つまり金銀財宝を意味し、金運を呼ぶ縁起物です。
 ◆海老
 海老の姿にたとえて、
 「腰が曲がるまで長生きしますように」と長寿を祈る食べ物です。
 ◆昆布巻き
 こんぶは「昆布=よろこぶ」でお祝いの縁起物です。
 「子生(こぶ)」の字をあてて、子孫繁栄を願うものでもあります。
 また、巻物に通じることから
 伊達巻同様、文化の繁栄や学問成就の意味も持っています。
 ◆煮しめ
 根菜を中心とした野菜などを一緒に煮た煮しめには
 家族が仲良くいっしょに結ばれるという意味があります。
 もちろん、煮しめに入る具材も、それぞれ意味を持っています。
 他にもたくさんありますが、
 このような一品一品の意味合いを考えながら、
 ゆっくりおせち料理をつまむのもいいですね。
●おせち料理を用意する理由
→おせち料理はたいてい大晦日のうちに作っておき、
 お正月の間に振舞われることが多いと思います。
 これには「神様をお迎えするお正月に煮炊きをして
 台所を騒がせてはならない」と意味合いが由来しているそうです。
 そのためおせち料理には、保存が効く食材が多く使われています。
 更に最近では、
 「お正月くらい女性にお料理の手を休めてもらおう」
 というふうにも言われていますね。

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