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ふくしまFMで2014年11月〜2019年1月の間、計145回にわたってお送りしたラジオ番組「おくりもの講座」のアーカイブをお聴きいただけます!冠婚葬祭、贈答に関する文化・マナーなどわかりやすくお伝えしています。

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「初正月」について

≪放送内容概要≫
●初正月とは?
→初正月とは赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月のことです。
 年末になると厄除けとして、男の子には破魔弓を
 女の子には羽子板を贈ってお祝いする風習が江戸時代からありました。
 医療においても、栄養面・衛生面でも未発達だった昔は、
 生まれた子どもが無事成人するのは大変な事だったため、
 親たちは子どもが病気にかからないよう、無事な成長を願い、
 初めて迎えるお正月を盛大にお祝いしたようです。
 昔は特に、お正月に歳を重ねる数え年だったため、
 今で言う初めてのお誕生日のお祝いを盛大にしたんですね。
●なぜ羽子板・破魔弓を飾るの?
 【羽子板】
 昔は、蚊を通して病気がうつると認識されていたようで、
 羽子板の羽が飛ぶ様子が「トンボ」に似ていて、
 トンボが蚊を食べることから、子供が蚊に刺されないようにという
 魔よけのおまじないとして、正月に羽根突きを行っていました。
 また、羽子板遊びでつく羽の黒くて堅い玉は「無患子(むくろじ)」といい、
 「子が患わ無い」とも読めるため、
 無病息災のお守りという意味があります。
 【破魔弓】
 昔は、弓の的のことを「ハマ」と言っていたようで、
 そこへ今の「魔を破る」という漢字があてられました。
 そして、お正月に男の子が弓矢で的を射て年占いすると言う
 古来からの行事とも繋がり、後に破魔弓という形になったようです。
 生まれた男の子が立派に出世すること、
 そして魔除けのおまもりとして破魔弓を贈ります。
●いつからいつまで飾る?
→12月の中旬頃から遅くても12月28日頃までには出して、
 翌年の小正月(15日くらい)まで飾っていただくのが一般的です。
 いわゆる正月飾りと一緒で、一夜飾りにならないように、
 12月31日に飾るのは避けてください。
 また、お正月だけでなく、
 桃の節句や端午の節句の時に、雛人形や五月人形と一緒に
 飾ってあげるといいと思います。
●誰が用意するもの?
→一般的に昔から、お嫁さんの実家で用意すると言われます。
 ただ、最近では両家でお金を出し合って
 かわいいお孫さんに贈りたいということも多いですね。
 その辺りは両家でご相談ください。
 また、地域によっても初正月に羽子板・破魔弓を贈る習慣が
 ある地域、ない地域もあります。
●初正月の地域の珍しい習慣
→福島県の中通り(郡山・田村市近辺)などでは、
 初正月に親戚や近所の方々がお祝いとして掛け軸を贈る風習があります。
 女の子には紫式部や清少納言などの美人画、
 男の子には騎馬武者の画が代表的なものです。
 初正月には部屋いっぱいに掛け軸が並ぶこともあるようですね。
 地域限定で問合せが多いため、
 郡山市内の店舗、船引店などでは展示もしています。
 また、その他にも、会津のほうでは
 男の子が生まれると、初正月や初節句に「会津天神」と呼ばれる
 張り子人形を贈る習慣があります。
 この会津天神は、学問の神様として名高い菅原道真公を祀ったお人形で、
 男の子が生まれると「菅原道真公のように頭がよくて立派な人物に
 育って欲しい」との願いを込めて飾られます。
 会津の天神様は全国でも屈指の美しい天神様として人気があるんですよ。
 初正月の風習は、赤ちゃんのお祝いの中では、
 スルーしてしまうことも多い行事のようです。
 せっかく家族が新しく1人増えて迎えるお正月。
 こんな風習もあるんだなと知っておくと、
 更ににぎやかなお正月を迎えられそうですね。

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